憧れのマイホームで送る趣味ライフ

~20代夫婦の家づくりと時々趣味のブログ~

我が家が床に【無垢材】を選んだ理由

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アルネットホームで新築マイホーム建築中のくーちゃんです.

 

家づくりで楽しみな床材選び🏡

その中でも,自然の木をそのまま使う無垢材は憧れの床材ですよね.

モデルルームで一目惚れしてしまう人も多いのではないでしょうか?

 

今回の記事では,床材に無垢を検討している方に向けて,

無垢を選ぶ際に知っておきたいメリット・デメリットとその魅力

我が家の採用事例とともにお伝えします😉

 

 

 

無垢床とは?

ネットでは

 「”無垢” ”フローリング” ”違い”」

などの検索例が有りますが,無垢床はフローリングの一種になります.

 

単層フローリング

2種類のフローリングのうちのひとつが「単層フローリング」です。これは「無垢フローリング」とも呼ばれ、天然木を加工して形を整えた素材になります。
天然木をそのまま加工しているため木目の柔らかいぬくもりを感じることができ、木の調湿機能もそのまま生かされています。また年月の経過により色が変化し、味わいを増すこともひとつの特徴です。

複合(複層)フローリング

もうひとつのフローリングが「複合(複層)フローリング」です。これは複数の合板を貼り合わせて形を作り、仕上げとして表面に天然木の薄板を貼ったものです。単層フローリングよりもバリエーションが豊富で、さまざまな機能性を持たせることができます。表面加工によるものでは傷や汚れ、水に対応したものがあり、また合板の間に音を遮る素材を入れることによって遮音性を取り入れることもできます。

引用:https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_interior/10941/

 

無垢材の魅力はなんと言っても「質感」「さわり心地」です.

 

ハウスメーカーを探している最中,モデルルームや完成見学会で

「おしゃれなリビングだなー👀」

と感じた場所は,みんな無垢材が張られていました.

触ってみると,これまたなんと優しい触れ心地...

無垢材にはそれだけのインパクトがありました😲

 

これは...我が家も無垢材にしなければ...

無垢床の魅力に取り憑かれた私は,

家づくりの外せない要素として,床に無垢を使うことを決めました.

 

無垢材のメリット・デメリット

とは言え手放しに無垢材の採用を決められたわけではありません😅

ここで無垢材を選ぶメリット・デメリットをご紹介します.

 

メリット

  1. 見た目と触り心地が良い
  2. 床が冷たくない
  3. 調湿性がある
1.見た目と触り心地が良い

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https://www.instagram.com/p/BP7tTMuDmId/

前の項目でも紹介したように,無垢材を選ぶ一番のメリットだと思います.

 

天然木をそのまま使う無垢床は,木材のマットな質感が残った落ち着いた雰囲気

アパートでよく見る樹脂化粧シートの光沢とは,比較にならない高級感が漂います.

さらに板材一枚一枚が,それぞれ色味や節の入り方が異なり,

シンプルな部屋に合わせるだけで,途端おしゃれな空間が仕上がります

 

また触れてみた感触はどこか柔らかく優しい印象です.

もちろんクッションフロアのような物理的な弾力はありませんが,

いつまでも触っていたくなる触れ心地は無垢材の大きな魅力です.

 

2.床が冷たくない

無垢床は複層フローリングやタイル系と比較して,床表面がひやっとしません.

これは上の項目で挙げた触り心地の影響も然ることながら,

無垢床が,純粋に熱伝導率が低い木材で仕上げられた床であることが大きいです.

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 https://www.mokuzai.com/in_di-92

 

さすがにコンクリートや鉄と比較するのは酷ですが...😅

中に基材がなく,低熱伝導率の木材を十分な厚みで使う無垢床は冷たくなり辛いです.

 

家づくり中に床暖房にも憧れた我が家ですが,

素材の持つ特性で得られる温もりがとても魅力的で,無垢床を選択しました.

 

3.調湿性がある

木は空気中の水分を吸ったり吐いたりしています.

無垢材は天然の木材をそのまま利用しているため,その調湿機能が残っているそう.

 

つまり,梅雨のじめーっとしたシーズンは床が湿気を吸収し,

冬場の乾燥したシーズンは床が湿度を上げてくれる...

湿度調整機能のついた家電ほどの性能は見込めませんが,

実際に暮らしてみて,夏冬を迎えるのが楽しみです💡

 

デメリット

  1. 費用
  2. 傷・汚れ・シミ
  3. 掃除
  4. メンテナンス
1.費用

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無垢材を選ぶネック第1位といっても過言ではない費用.

 

複層フローリング,特に表面が樹脂の化粧シートになっているタイプに対しては

やはり値段が上がることは避けられません.

床材そのものの価格が上がることに加え,大工さんの施工費もアップします.

床材として製材されているとは言え,一枚一枚の寸法ばらつきも大きく

現場工賃はどうしても上がる傾向のようです.

 

我が家は無垢床を採用することを念頭に,

メーカーには無垢床込のプラン提案をお願いした上でメーカー選びを行いました🏡

 

2.傷・汚れ・シミ

天然素材がゆえに,傷つきやすいのが難点.

また汚れやシミも簡単についてしまいます.

 

特に気をつけたいのが水濡れ...💧

画像検索で「”無垢” ”シミ”」と検索すると沢山の事例が見られます.

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傷や汚れも家の歴史や味だと思えるか,やっぱり気になっちゃうか...

とらえ方の差はあれど,気をつけたい項目ではあります.

 

3.掃除

無垢床には調湿機能があることをメリットの項目でお話しましたが,

これはデメリットも引き起こしうる項目です,それがお掃除.

 

木材は水分を吸うと膨らみ,吐き出すと縮みます.

すると床板と床板の間隔が広がったり狭まったりします.

この隙間に細かいチリや埃,お菓子の食べかすなどが積もるわけです.

これを取り除くには掃除機では不十分で,竹串などで掻き出す必要があるようです.

 

このデメリットから無垢材を選択しない方もいらっしゃるほど.要注意項目です✔

 

4.メンテナンス

化粧シートが貼られているフローリングとは違い,メンテナンスが必要です.

その頻度は選ぶ床材や,個人の維持したい状態によって異なりますが,

表面をきれいにしてワックスをかけると言った作業を2/3ヶ月に1度は行う感じらしい.

 

ちなみに,メーカー選び中に見たモデルルームは1年以上もワックス無しでしたが,

だからってボロボロだとか,そういうことはありませんでした.

確かにお手入れの行き届いた床からは見劣りするのかもしれないですが...😅

 

我が家の無垢床

選んだのはナラ材

デメリットも多い無垢材ですが,それでも我が家は無垢の魅力を選びました.

私たちが惚れ込んだのは無垢床ではメジャーなナラ(オーク)材✨

一枚の幅が120mmのものです.

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キッチンに張っている様子がこちら!

この自然な木の風合いがたまりません...😆

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我が家の工夫

費用面がネックになりがちな無垢材.

我が家の場合,1階は玄関から洗面室まで基本的に全面無垢張りです.

(脱衣室とトイレは除く)

 

その一方,階段から2階にかけては表面に薄い無垢材を貼った突板仕様にしました.

最初は2階も含めてすべて無垢にしようかと思っていましたが,

その他のオプションとのバランスも含めて2階は妥協することに.

 

突板のフローリング材を選ぶ際も,無垢材と同じメーカーのものを選ぶと,

比較的色味が近くなるのでオススメです😆

 

我が家が採用できなかったアイデア

デメリットで挙げたように,無垢材は水濡れが苦手.

したがって,キッチンや洗面室と言った水回りに使うのは本当は避けたい...

 

我が家もキッチンの足元は,水に濡れても安心なタイルに張り分けを考えましたが,

結局見た目の統一感を優先したく,無垢材で揃えることにしました.

 

我が家では採用できませんでしたが,

材料の特性を活かして,苦手なところは柔軟に張り分けるのも手かと思います💡

 

 

おわりに

今回の記事はいかがだったでしょうか?

 

費用も手間もかかる無垢ですが,一面に貼られた無垢床を見た感動たるや...😭

施工面積の広い床だからこそ,得られる費用対効果も抜群です.

無垢床に魅力を感じている方は,ぜひ前向きに検討をオススメします😉

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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