憧れのマイホームで送る趣味ライフ

~20代夫婦の家づくりと時々趣味のブログ~

【タイルデッキ】を選んだ理由【3つのメリットと外構費用】

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アルネットホームでマイホームを建てました,施主ブロガー くーちゃんです.

 

建物の仕様を決めたら,次にやってくるのが外構工事.

その中でも「タイルデッキ(タイルテラス)vsウッドデッキ」は悩む方が非常に多い項目ではないでしょうか?

 

今回はそんなどちらのデッキも魅力的で決めきれない,という人に向けて

最終的にタイルデッキを選んだ施主の視点から

タイルデッキのメリットと費用についてご紹介します📝

 

この記事を読めばウッドデッキでは得られないタイルデッキの魅力を発見・整理することができますよ💡

 

 

外構工事 ウッドデッキ・タイルデッキどっちを選ぶ?

わが家はリビング・ランドリースペースの計2箇所のデッキに,タイルデッキを選びました.

が実は私,もともと絶対ウッドデッキ派だったんです😅

なぜウッドデッキを希望していたか?

私が外構のデッキに求めた最大のポイントは「外観」です.

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理想イメージ|白い外壁にウッドデッキが映える外観

マイホームの外観はこんな感じにしたい,という強いイメージが有ったため,

私の中では自然と,ウッドデッキが”前提”となっていました.

 

用途としてはリビング側ではBBQができれば,ランドリースペース側は使いやすければOK.

リビング前のデッキ上にはエアコンの室外機を置く必要があると言った感じでした.

なぜウッドデッキをやめたのか?

採用予定だった樹脂製デッキの見た目が,あまりに”ウッドデッキ風(ふう)”と感じてしまったからです.

 

本当はレッドシダー・イペ・ウリンなどの木材としたかったのですが,

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イペ材ウッドデッキ|https://www.mland.gr.jp/blogs/archives/231

メンテナンスも含めた費用面を考えると樹脂(人工木)製デッキが現実的でした.

 

メジャーなのはリクシルの樹ら楽ステージ.

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ウッドデッキ|リクシル 樹ら楽ステージ(樹脂製)

ただ...これの見た目に納得がいかなかったんです.

HPや施工例の写真では特に感じなかったのですが,生で見るといかにも”樹脂”と言った感じ.

特にわが家の場合床材が無垢のため,デッキの”ウッド風”感がより顕著に見えてしまいます

重視したい外観がやや損なわれてしまうのは残念です.

 

また使い勝手やメンテナンス性の観点でも

  • BBQでタレ・油のシミ,炭こぼれでの溶け・焦げが心配
  • 隙間が空いているのでものを落とすと面倒
  • 塗装の色あせは大丈夫か?

とウッドデッキ自体を考え直した方が良さそうな懸念が浮上.

 

そこで白羽の矢が立ったのがタイルデッキだったわけです.

タイルデッキの外構工事と費用

結論,ウッドデッキとタイルデッキはほぼ同額でした.

タイルデッキは樹脂製ウッドデッキとは異なり,既製品でなくても作ることができます.

それはすなわち,想像よりも費用面を抑えられる可能性があることを意味しています.

既製品のタイルデッキ

もちろんタイルデッキにもメーカー既製品は存在します.

例えばリクシルのタイルデッキ

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タイルデッキ|リクシル

スタイリッシュで非常にかっこいいです.(私も最初コレにしたかった!)

しかし価格(定価)で比較すると,

樹ら楽ステージ(樹脂)¥262,500- v.s. タイルデッキ¥341,300-

と割高...

私が契約した外構屋さんの場合,樹ら楽ステージの方が値引きされて仕入れられるようで,

施主の実際の支払差額はさらに拡大すると思われます.

わが家のタイルデッキ

一方わが家の場合,タイルデッキは外構屋さんに手作りで作ってもらいました.

手作りと言っても工法はスタンダードです.

  1. ブロック塀で施工範囲を囲み
  2. 敷地内の余った土でかさ上げ,砕石を入れて押し固め
  3. 配筋してコンクリートを流し込み
  4. 表面に好きなタイルを貼っていけば完成

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タイルデッキ|外構工事の流れ

世の中にはDIYで作ってしまう方も多くいるようです.

 

この工法でリビング前のデッキ2.5間×8尺(約4.5m×2.4m)を施工すると

樹ら楽ステージ¥399,300- v.s. タイルデッキ¥399,900-(工賃・諸経費込)

なんと差額わずか600円

敷地内の残土を利用したり,駐車場に使う砕石を一部分けて使ったりと,コストダウンの工夫もしていただいたようです.

 

ウッドデッキよりも割高になるイメージだったタイルデッキでしたが実際はほぼ同額...

検討中の方は一度相談してみてはいかがでしょうか?

タイルデッキのメリット3選

ここでは私がウッドデッキからタイルデッキに変更するに至った理由である

タイルデッキの魅力をご紹介します.

1.タイル種類は無限大!デザインの自由度が高い

2.掃除は水をかけてこすればOK

3.耐久性やメンテナンス性が比較的高い

各項目を簡単に説明します.

1.タイル種類は無限大!デザインの自由度が高い

タイルデッキは表面に貼るタイルの種類で,いかようにもデザインが可能です.

種類だけでも無限にありますし,組み合わせやパターン使いをすることで可能性がさらに広がります.

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タイルデッキ|白ベースにラインを入れてみたわが家

外壁に合わせても良し,反対色でコントラストを出しても良し,模様を入れるのもまた良し...ウッド調のタイルだって種類豊富にあります.

ウッドデッキを遥かに上回るデザイン自由度の高さが,注文住宅らしさをよりアップさせます.

2.掃除は水をかけてこすればOK

デッキは基本的に雨風にさらされる外構部分です.

さらにここでBBQなどすれば前述の通り汚れることは必至.

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タイルデッキは玄関などに使われるのと同様のタイル面なので,水をかけてデッキブラシでこするだけで基本的な汚れは落とすことが可能です.

(前述のリクシル 樹ら楽であれば,表面はブラシ掃除やサンドペーパーによる研磨補修が可能なようです)

デッキは広範囲に渡ることが多いため,玄関タイルを掃除するついでに

気兼ねなく掃除できることはキレイをキープする上で重要な項目ではないでしょうか?

3.耐久性やメンテナンス性が比較的高い

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基礎の上にタイルを貼るという至ってシンプルな構造のため,耐久性が比較的高いといえます.

またデッキ面の下に空間が無いため,床下の雑草・汚れ・動物の入り込みなどの心配がなく,メンテナンス性も高いと言えます.

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ウッドデッキ劣化の例|https://www.14510.jp/construct/chiba161130/

天然木は想像の通り木材のワックス掛けや脚材のメンテナンスが必要ですし,樹脂製も耐用年数内でやはり劣化が気になる点がデメリット.

(とは言え天然木は手間をかける楽しさや経年変化を楽しむ,という面も大いにあると感じていますが...)

床下についてはウッドデッキの場合,デッキ下を砂利敷きやコンクリの打設にすることで改善しますが,当然費用もかさんでしまいます.

 

②で挙げた日常的な手入れだけで維持できるシンプル構造は,タイルデッキの大きなメリットと言えますね.

ただし重いものを落としてのタイルの割れや,施工不良・経年劣化によるタイル剥がれといった事例もあるようなので,その点にはご注意を.

タイルデッキの注意点

ここまでタイルデッキのメリットをお話してきましたが,必ずしもウッドデッキに対して全方位優れているわけではありません.

ここではタイルデッキを選ぶ前に知っておきたい注意点2つをご紹介します.

1.真夏のデッキ表面は熱い

2.掃き出し窓とデッキの間に段差ができる

各項目を説明します.

1.真夏のデッキ表面は熱い

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タイルデッキ|庇がなく直射なのでアッチッチ

わが家のように日射にさらされるタイルデッキ表面はやはり熱くなります

先日の気温36℃を記録した日に表面に触れるとアッチッチ...

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建材別熱伝導率|http://www.iny.jp/regulation/energy/seinou_hikaku/materials.htmlより抜粋

木材に対してタイルの方が熱くなってしまうのは物理的にも明らかです.

触れないほどではないですが,ずっと触れていたり直で座りっぱなしは辛い温度でした.

とは言え,

  • デッキ表面は汚れているので素足で出ることはほとんどない
  • 直接比較はできていないが樹脂製デッキも表面はそれなりに熱くなるよう
  • 天然木は最も熱くないが,ささくれ立っていることもあり,やはり素足では上がらない

というわけで,個人的にはあまり大きな問題とは感じていません.

熱くてどうしようもなければ打ち水をすることで冷やせますしね.

2.掃き出し窓とデッキの間に段差ができる

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タイルデッキ|掃き出し窓とデッキ面に段差有り

タイルデッキは建物外壁内側の通気性確保と雨天時に屋内への万一の水浸入を防ぐため,

基本的にはデッキ面が水切り(画像黄色の矢印)よりも上に持ってこられません.

結果的に掃き出し窓よりもデッキ面が下がり,段差ができてしまいます.

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https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/kirarastage/

ウッドデッキの場合,前述のタイルデッキのメリットの中で触れた隙間が有るため

デッキ面に降った雨は表面に貯まること無く落ちていきますし,床下の通気も保たれます.

そのためリビングとデッキをフラットにし,ひとつづきになったような開放感を得られるのが魅力です.

 

ただタイルデッキにもデッキ面を上げる方法があります.

それがグレーチングです.

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タイルデッキ グレーチング例|https://www.act-shop.com/?p=14714

要はデッキと建物に隙間を開けて金網で塞ぎましょう,というものです.

この手法によりデッキ面が上げられ,ウッドデッキのような開放感を得ることができます.

 

ただわが家は以下の理由から,黙って水切りより下にデッキ面を設定しています.

  • お金をかけてまでデッキ面を上げる必要がないと感じた
  • そもそもタイルデッキにした時点で床材とは異なるため,一体感は期待していない

デッキの材質やオプションごとにメリット・デメリットが有るため,

自分たちに必要な要素は何か,良く吟味して選択したいですね.

まとめ

今回はタイルデッキを選んだ施主の視点から,そのメリットや費用についてご紹介しました.

 

デッキの用途として例えばBBQを挙げましたが,実際にやるのは年に数回.

その他にも用途は考えられますが,それほど使用頻度は高くないと感じています.

 

とすれば,外観向上に一役買いながら,手入れの手間が省ける方がきっと満足度が高い...

そう考えた私は,ウッドデッキからタイルデッキへ希望を変え,結果的に満足できています.

絶対ウッドデッキ!という強いこだわりがなければ,タイルデッキはかなりおすすめ一考の余地がありますよ.

 

今回はデッキに絞ってお話しましたが,わが家の外構工事全体については👇の記事にまとまっています.

koo-chan.hatenablog.jp

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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