【必見】アイランドキッチンのデメリットを解決した【おすすめレイアウト】とは?
アルネットホームで新築マイホーム建築中のくーちゃんです.
LDKの間取り検討の中でも,キッチンのレイアウトは悩みがちですよね.
特に
回遊動線が取れる対面型のアイランドキッチンにしたい!
でもネットで調べるとネガティブな意見も多いし,値段も高いんだよねぇ...
とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では,そんな対面型キッチンのレイアウトに迷っている方へ
我が家が採用した施主のわがままを叶えるいいとこ取りキッチン
その名も ”アイランド風ペニンシュラキッチン” をご紹介します😉
いいとこ取りした我が家の答え
アイランドキッチンに憧れていた私が,最終的に採用したのが
”アイランド風ペニンシュラキッチン” です.
(名前は私が勝手に付けました😋)
百聞は一見にしかず,どんなレイアウトか図面で確認しましょう.
このようにアイランドキッチンの横に薄い仕切り壁を入れている...
ただそれだけです 笑
しかしこの壁の存在が,アイランドキッチンの不可能を可能にする
我が家の”答え”でした.
ちなみに図面から作った内観の3Dモデルはこんな感じ😉
ちゃんとアイランド風ですよね.
使ったのはマイホームクラウドという無料の3Dモデル作成ツールです.
ではまずアイランドキッチンについて,見ていきましょう.
アイランドキッチンのメリット・デメリット
メリット
- おしゃれ
- 開放的
- 回遊動線
各項目を確認していきましょう.
1.おしゃれ
アイランドキッチンの魅力といえばやはりこのおしゃれさ😋
モデルハウスや展示場で一目惚れした方も多いのではないでしょうか?
まさに理想のマイホーム像といった感じで,私も大好きです.
2.開放的
対面型で,文字通り島のように周囲が壁に囲まれていないため,
キッチンに立った時のLDKが見渡せる開放感は,どんなレイアウトにも勝ります.
またLDK自体にも広がり感が出るため,部屋全体も広々して感じるかもしれません.
3.回遊動線
キッチンカウンターが島のように独立しているため,
周囲をぐるっと一周歩き回ることが出来る ”回遊動線” が取れます.
https://sumai.panasonic.jp/kitchen/
例えば,洗い物をしている家族の後ろを通り抜けて
冷蔵庫から飲み物を取り出しに行くシーンが有りますよね?
回遊動線なら反対側からまっすぐ冷蔵庫に向かえるのでストレスフリーです😉
デメリット
- 油はね
- 匂いと換気扇
- 収納力
各項目を確認していきましょう.
1.油はね
コンロの周囲にもやはり壁がないのが基本スタイルなので,
調理中の油はねが気になるところです.
カウンターの奥行きを広くすることや,コンロの奥についたてを立てることで
ダイニング側への飛び跳ねは多少軽減することが可能です.
2.匂いと換気扇
こちらもコンロの周囲に壁がないために発生するデメリットです.
やはりどうしても匂いの原因と言える煙・蒸気が拡散してしまうため,
換気扇を回していても部屋中に匂いが広がってしまうようです.
強力な換気扇にすることで軽減可能ですが,コストアップも否めません.
また,アイランド型では排気ダクトが天井付けタイプの換気扇採用がマストです.
これはいわゆる壁付けタイプのキッチンとは仕様が異なるため,
ハウスメーカー標準のキッチン・換気扇タイプから増額となる傾向にあります😭
3.収納力
開放的なキッチンを目指していたり,
多くの場合吊り下げ照明が組み合わされたりすることから,
キッチン上の吊り下げ棚収納は確保できません.
またコンロ横によく使う調理器具や調味料を置いておく方も多いと思いますが,
こちらも壁がないためできなくなります.
以上のメリット・デメリットを見渡すと,
おしゃれさと引き換えに,実用性が少し失われている傾向が見られますね.
でもキッチンは毎日立って作業をするところ,実用性は捨てたくない...
このわがままに応えるのが ”アイランド風ペニンシュラキッチン” です😉
アイランド風ペニンシュラキッチンのススメ
ペニンシュラキッチンとは
ペニンシュラとは半島を意味する言葉で,島であるアイランドとは異なり
キッチンの左右どちらかが壁付けになっているタイプを言います.
我が家の工夫・アイランド風ペニンシュラの良いところ
そこで我が家は,キッチンをつける壁を部屋を囲む壁ではなく
薄い間仕切り壁にすることで,アイランド型のデメリットへ対策しました😋
このスタイルの良いところはこんな感じ.
各項目を確認していきましょう.
1.普通のペニンシュラ型ではできない,回遊動線がキープできる
薄い壁付けとすることで,部屋の壁との間に通路が確保できるため,
キッチンをぐるっと回る回遊動線がキープできます.
これでアイランド型の魅力を失わない,まさにアイランド風というわけです😉
ただし壁を増やすことでキッチンの左右方向のスペースが圧迫されるため,
通路が狭くなったり,そもそも部屋のレイアウト的に厳しいことが有るのが難点.
我が家は,家の南北の幅はキッチンによって決まった節があります...😂
2.壁があることで油はね・匂い・換気扇問題が軽減
コンロの左側に天井まで続く壁があるペニンシュラスタイルなので,
煙・蒸気を換気扇までガイドすることができます.
また壁があることで,換気扇は通常の壁付けタイプが採用でき,
アイランド型向けの天井付けよりも大きくコストカットが可能です.
選べる換気扇の種類も増えますよ😉(我が家は標準のものですが...)
ちなみに,
「所詮アイランド”風”で,壁なんか有ったら開放感が無くなっちゃうじゃない😩」
と思った方,私は工夫次第だと思っています.
こちらLDKの入り口からキッチンを眺めた景色です.
LDKに入った瞬間,ペニンシュラのための間仕切り壁はちょうど正面に来ます.
こうすることで間仕切り壁は最も薄く見える場所にレイアウトされるため,
壁の存在による視覚的な圧迫感を限りなくゼロにできます!
ここは私,本当にこだわりました...部屋の開放感は譲れないポイントだったので😁
まぁ完全なアイランドには劣りますがねぇ...
3.壁の表裏を使った収納&スイッチスペース確保
我が家のキッチンはTakaraスタンダードのオフェリアというシリーズです.
https://www.takara-standard.co.jp/product/homebuilder/style.html
Takaraと言えばホーローが売り.
ペニンシュラ型にするとコンロ横の壁にホーローパネルを貼ることができます.
さっと拭き取れば簡単に汚れが取れるホーローは磁石もつくので,
このパネルにフックなど取り付けて収納が可能です.
また壁の裏はインターホンやスイッチのパネルとして,
キッチンに立っている状態からアクセスよく操作可能になりました.
回遊動線のあるペニンシュラキッチンの参考例
私が採用したレイアウトととても近いアイデアを
住友林業で家づくりをされたびびさんも紹介されています!
ぜひチェックしてください😉
おわりに
今回の記事はいかがだったでしょうか?
おしゃれで開放的な回遊動線の取れるアイランドキッチンと
実用性とコストカットが望めるペニンシュラキッチンのハイブリッド
”アイランド風ペニンシュラキッチン” 皆さんも検討してみてください😉
せっかくの注文住宅,やりたいことを全部詰め込むために
アイデアを出し,悩みながら,ぜひ家づくりを楽しんでくださいね😍
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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